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アンテナへの落雷対策

こんにちは eライフ 西春 代表の 加藤です。アンテナをつけていると

台風は大丈夫ですか ?落雷の心配はありませんか?

と相談を受けることがあります 。せっかく 高額なお金を出してアンテナをつけても 落雷 や台風で壊されてはたまりません 。今日はそういったお話をしていきたいと思います。

アンテナに雷が落ちることはある?

非常に稀なケースですが、もし仮にアンテナや屋根を雷が直撃した場合、アンテナ本体以外にもたくさんの被害が想定されます。アンテナ周辺の屋根や、電気が通っているものの多くが被害をうけます。例えば屋根が壊れたり、コンセントに繋がっている家電が使い物にならなくなったりと、多くの被害を受けてしまうでしょう。
このように、アンテナや家など、直接、対象物に落雷して被害を及ぼすものを直撃雷といいます。

アンテナなどに、被害が出るケースは直撃雷だけではありません。いくつかの雷の落ち方によって被害が発生します。

被害が発生する雷の落ち方

主に、アンテナやテレビ周りに被害を及ぼす可能性がある落ち方は、以下のようになります。直接、アンテナや家に雷が落ちなくても、被害が発生する可能性は十分にあります。

直撃雷
アンテナや建物に雷が直撃する
直撃箇所の破損や、建物などを通過する際に、発生する過大電力で家電への被害がでる
誘導雷
落雷した際に、付近の電線や電話線やアンテナに過大電力などが発生する
電線などを通して、家電など電気が通っているものに影響が出る場合がある
侵入雷
落雷が地面に浸透せずに、配電線や通信線などを介して建物内に侵入し、放電する現象
家電など電気が通っているものに影響が出る場合がある
逆流雷
大地に流れでた電流が、アースを通じて逆流してくる現象
家電など電気が通っているものに影響が出る場合がある

雷被害が発生した時や、雷被害の疑いがある時の対処方法

雷のあとにテレビが映らなくなった場合は、アンテナ工事の専門業者にご連絡をお願いいたします。雷による影響範囲は、アンテナに限らず、テレビのケーブル、ブースター、分配器、テレビ本体など非常に広範囲です。原因の特定には、専門知識が必要になります。多くの場合は修理ではなく交換での対応になると思います。

雷による被害は火災保険会社で対応可能?

雷の被害が疑われる場合は、加入している火災保険会社にもご連絡ください。契約の内容にもよりますが、ほとんどの場合、自然災害にも対応したプランに加入していると思います。雷が原因で修理や交換が必要な場合、アンテナやテレビ、その他の家電も補償される場合があります。ただし、これは申請をしなければ補償はされません。火災保険が適用可能であれば、費用の負担も大幅に減らせます。使えるのに使わなかったというケースが、一番もったいないので、必ずご確認をお願いします。

最後に

今回は、テレビやアンテナの雷被害についてご紹介しました。ポイントを再度まとめます。

直接アンテナに雷が落ちるのは非常に稀である
アンテナ以外のところに落ちて被害がでる可能性は十分にある
もしも雷の被害が疑われる時は、保険会社とアンテナ業者に連絡をする
事前に予防を行っておくと被害を最小限に抑えられる

地震や 雷 台風などはいつ 被害に合うのか分かりません 。普段から備えておくのはなかなか難しいのですが 何かあった時 このブログが参考になれば幸いです。