エアコンの効きが悪いと思った時 まずはどうする？

三菱電機の公式サイトでは、エアコンで冷房運転をしても部屋が冷えないと感じた時に確認すべきポイントを紹介しています。

その中でも、意外と見落としがちな『思わぬ原因』があるようです。

室外機の吹出口、吸込口をふさいでいませんか？

室外機の前面に壁や植物などはありませんか？障害物を取り除いてください。前面にスペースがない場合は、別売部品の吹出ガイドで温風の吹出方向を変えてください。

三菱電機　ーより引用
エアコンの冷えがよくない時にフィルターのお手入れをすることは知られていますが、室外機の環境は意外と見落としがちではないでしょうか。

室内で冷風が出ている時 室外機では熱を放熱しています。その為室外機の吹き出し口を物でふさいでしまうと放熱がうまくいかず 冷房効率が落ちてしまいます。

三菱電機では吹き出し口に付けて風向きを変える役割を果たす、『吹き出しガイド』もおすすめしています。室外機の前面にスペースを作りにくいという人は、ぜひ参考にしてみてください

そんなことがあるの？と思われるかもしれませんが、冷房運転のつもりが、暖房や除湿、送風などになっている場合があります。確認してみましょう。さらに、設定温度も要チェック。設定温度よりも室温が下がると自動的に冷風が止まってしまいます。電気代や環境問題に配慮しすぎるのも考えものですね。

風向きや風速を変えると改善できる場合があるので確認してみましょう。上下風向は水平吹き、早く冷やしたい時は風速を自動か強に設定してみます。扇風機やサキュレーターの併用も考えてみましょう。

なお、故障かどうかを確認したい場合は、設定温度を１６℃にして運転を試してみましょう。冷たい風が出ていれば本体は正常に動いていることが確認できます。

エアコンの設定以外にも確認すべきなのが、換気扇です。換気扇やレンジフードが回っているとエアコンの効きが悪くなるのだそう。回っていないか、確認してみましょう。

冷房の冷えが悪い時は室内の状態ももちろんですが、室外機まわりの環境も気にしてみると改善するかもしれません。エアコンをうまく使って、暑い夏を乗り切りましょう。