ガス漏れでエアコンが冷えない時はどうすればいいですか？

エアコンのガス漏れとは 、エアコン 内部にある冷媒ガスが、何らかの原因で 外に漏れ出して減少する状況を言います。 では実際にガスが漏れるとどうなるのでしょうか？

①冷えなくなる
扇風機と同じで、常温の風が出るようになります 。これだとエアコンとしての機能は果たしません。

②エラーが出る
エラー表示が出てエアコンが止まってしまいます 運転ランプなどが点滅して知らせてくれます。

一般的な使い方であれば ガスが漏れることはありませんが、取付け方が不十分であったり、部品の劣化などでガスが漏れる場合があります。

①施工不良
取り付けスタッフによる施工不良によりガスが漏れる場合があります。 ガスが漏れないように、エアコン室内機と配管、配管と室外機を接続する場所をフレア加工します 。この時 加工が雑であったり 、フレアナットを締める トルクが強すぎたり 弱すぎたりするとガス漏れの原因となります。

②部品の劣化
溶接箇所の劣化など 、エアコン本体の不良でガス漏れの原因となることもあります。

ガス漏れしたエアコンはまず 運転してはいけません 。ガスがない状態でエアコンの運転をすると、コンプレッサー不良の原因となります 。
車などで オイルがないのに走行を続けているとエンジンが焼き付けたりしますね。 同じようなことが起きますので ガス漏れの起きたエアコンは絶対に使わないようにしてください。

ガス漏れの修理を専門業者に依頼すると当然 有料 対応になります 。会社によって料金の幅がかなりあるので 、どの業者に頼んだらいいのか悩むこともあるかもしれません 。
安いところで2万円弱、 高いところだと10万円近くの料金を請求されることもあります。 6月〜8月の 繁忙期は特に高い傾向があるようです。
6畳用のエアコンなど そもそも エアコン代金が安いものなら 修理より交換の方が安く済むことも多いですね。

エアコンを使うのは夏だけという方は少なくありません 。暑くなってきて 使ってみたら 動かない、業者さんに電話をしたら1ヶ月待ち だと言われた >⁠.⁠<
これでは困りますね 。こういったことを避けるためにも、春先に一度 試運転をしてみるのもいいかもしれません。
先日のブログにも書きましたが 、春や秋に全く使わないよりは、多少 動かした方が エアコンも長持ちします 。夏場に困らないためにも少し早い時期に 試しに動かしてみましょう 。トラブルがあれば早めの対応ができます。機械はいつか壊れるものです。 上手に付き合っていきたいですね。